2020年7月16日木曜日

WIndows10(may 2020)をクリーンインストールしてみた。

今まで使用していたWindows10は7からのアップグレードでした。
インストールを行うときにHDDから起動しないように起動ドライブを変更するのですが、その時にUEFI:光ドライブやUSBメディアにするとエラーが出てインストールができない状態になっていました。
これはHDDがMBRという方式でフォーマットされている場合起こるエラーのようです。
Windows8からUEFIが使われているのでWindows7の状態で使い続けた人は要注意です。
こうなってしまうと別のHDDにインストールするか現在のHDDを別のPCで領域を解放しておく必要があります。
またこの方法は2TBを超えるHDDを使う場合にも必要でMBRのままだと2TBまでしか使えないようです。

自分の場合は回復パーティションが解放できませんでしたがその状態でセットアップを行うことができました。インストーラーが正常に起動したのでインストールする場所を選ぶ画面で削除することができたのです。

インストーラーが起動さえすれば問題なくWindows10をクリーンインストールすることができるようです。ここからはいつもと同じように領域を確保しインストールします。
するとHDDもGPTとなっておりいろいろセットアップして以前と同じ状態になってからもWindowsの起動が早くなった気がします。 (さすがにSSDには及びませんが5分以上かかっていた起動が2分程度になりました。)
もし現在のHDDがMBRになっていて初期化を考えている方はクリーンインストールをしてみてはいかがでしょうか。

現在のHDDの形式を調べるのは Windowsの管理ツールの中にあるコンピュータの管理を起動し記憶域→ディスクの管理を開きます。
一番左の「ディスク0 ベーシック」となっているところを右クリックすると4番目に「MBR ディスクに変換」という文字があればGPTになっており、「GPTディスクに変換」という文字があればMBRということになります。

まとめ
BIOSはUEFIで起動するようにしておく(CSM無効にしておく)
ブートがUEFIではなくATA:デバイス名になっていると以前と同じMBRでフォーマットされる
CSMが有効な状態でインストールしたHDDはエラーが出ることがある
(セキュアブートをENABLEにするとCSMは有効にできない(表示されない)マザーがほとんどです)

MBRでは2TBを超えるHDDが使えない(らしい)
GPTのほうがSSDを使う場合に最適化されるようです。
SSDに新規でWIndows10を入れる際などにも参考になれば幸いです。

追伸:Windows10 Ver1909では自動ログインができず、パスワードの入力をキャンセルできませんでした。
パスワードを空にすることでパスワードの入力をスキップできますが今度はwindowsの共有の時にパスワードがないのでエラーが出てしまいます。
Windowsの共有を使用している人は注意してください。
個人の場合は同じアカウント名、同じパスワードを使用していると共有時のパスワード入力が無いようです。

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